2019年の軍用地投資の状況

2019年の軍用地投資の状況

こんにちは!沖縄の女性税理士の大城です。

沖縄では今なお続く不動産バブルですが、特に人気がある「軍用地投資」

年間の軍用地収入の59倍〜70倍の値段で売り広告が新聞等に掲載されています。
(気になる物件があれば即電話しないとすぐに売り切れてしまいます。)
利回りにして1.4%〜1.6%、軍用地収入は上がり続けると言われていますので
この値段でも完売してしまいます。
軍用地の場所によっては返還が決まっている部分もあるので地元の不動産業者に確認して購入を検討してください。

 

また、固定資産税もその地区の一般的な宅地と比較すると低く、
相続税評価額(固定資産税評価額✕相続税の評価倍率✕0.6)も売買される通常の取引価格より低いことから相続税対策として資産の組み換えとしても用いられています。


しかし、平成25年の嘉手納町の嘉手納飛行場の相続税の評価倍率は2.6倍、
令和元年では3.6倍と6年で約1.4倍になっており年間の軍用地収入が200万円を超える地主様の場合は相続税が課税されるケースが増えています。

 

所得税の確定申告の際には、不動産所得として青色申告特別控除10万円を適用することも出来ます。また、あまり知られていませんが、軍用地収入から生じた利益については事業税は課税されません。

空室リスクや管理費もかからないので副業での不動産投資入門として始めてみては如何でしょうか?